そろそろ花粉症の方は鼻がムズムズしてくる季節ではないですか?
鼻水、くしゃみ、目の痒みなど花粉症は様々なトラブルを引き起こしますが、
今回は、花粉症で怒る肌トラブルについて紹介していきたいと考えています。
スギ花粉症って?
2008年時点で国民の29.8%が罹っている国民病です(今はもっといるかも…!)
花粉が体内に蓄積されればされるほど罹りやすくなるため、年齢が上がるほど有病率は高くなりますが、近年では5〜9歳の小児でも患者が増えています。
最もメジャーな花粉症であるスギ花粉症は地域にもよりますが、2月から5月に生じます。
バレンタインデー辺りから飛散し始め、ホワイトデーあたりが症状のピークと覚えると分かりやすいですよ。
花粉症の症状
鼻水、鼻詰まり、くしゃみ、目の痒みなどのみなさんご存知の典型的な症状があります。
典型的な症状は急性鼻炎の症状と似ているため、注意が必要です。
それ以外の症状として食べ物を食べると口の中が痒くなる、口腔アレルギー症候群や肌荒れを引き起こします。
花粉症から起こる肌トラブル
花粉シーズンになるとニキビができたり肌が赤く痒くなるなどの症状が起きたことはありますか?
「季節の変わり目だから肌が荒れるのかな?」と放置してしまうこともあると思います。
変わり目といえば変わり目のせいですが、花粉が原因かもしれません。
アレルギー源の花粉が肌についたり、吸い込むことにより、かゆみや赤みを引き起こすのです。
顔は外気に晒されるので、一番症状が出やすいのですが、実は隠れて症状が出てしまうのが下着に触れる部分。
洗濯物を外干しすることで花粉が下着につきデリケート部分の肌トラブルに繋がります。
全部部屋干しがキツイ、無理という方は下着だけでもお部屋で干してください。
また肌トラブルは皮膚の炎症以外にも起こり得ます。
みなさん目が痒かったらゴシゴシ擦るし、鼻水が出たらティッシュで拭きますよね?
花粉症の症状で肌に摩擦を与えることでシワ、肝斑、乾燥などの原因になってしまいます。
特に2月3月はまだまだ乾燥もするし、紫外線が強くなっていく時期。
擦ることで日焼け止めが取れ、余計に肌荒れを引き起こします。
では花粉症治療にはどのようなものがあるのか紹介します。
花粉症への対処・治療法
①花粉を体内に入れない
花粉症の方全員にやってほしい!基本の基本です!
体に花粉が入らなければアレルギー反応は起こらないのですから。
マスク・ゴーグルをつける、衣服についた花粉を払ってから家に入る、無闇な外出をしない
コロナ禍の今はやって当たり前かもしれませんね!
②薬を服用する
病院で処方箋医薬品を処方してもらうか、OTCで抗エレルギー剤を買って服用する方法
OTC医薬品ですとアレグラやアレジオンなどがよく広告で見る抗アレルギー剤です。
内服薬だけでなく、点鼻薬、点眼薬様々な抗アレルギー剤が出ています。
※購入にあたり自分に合う薬なのか分からない、アレルギー歴がある、疾患を持っている等の方は医師・薬剤師に相談してください。
市販のOTC医薬品で効果を感じない。という方は病院への受診を勧めます。
③鼻の粘膜を焼灼する
鼻の粘膜をレーザーやガスで焼くことで、花粉に対するアレルギー反応を軽減させる方法です。
花粉症に効果が高いとされるステロイド点鼻薬と同等の効果が認められています。
局所麻酔を使用するため日帰りで手術ができ、手術時間も15分程度です。
デメリットとしては一生その効果が継続する訳ではないことです(約3年)
また、鼻汁・鼻詰まり・くしゃみなどの症状には効果を示しますが、目のかゆみ・肌の症状には効果はありません。
④舌下免疫療法を行う
現在存在する唯一の根治療法です。
花粉症の根本から治療をするため、鼻汁、鼻詰まり、くしゃみ等の鼻症状だけでなく、皮膚症状や目の症状も改善します。
およそ3年毎日服用する必要がありますが、3年寛解した後はその効果が7年継続します。
副作用は口内炎ができることや胃腸が荒れることなど軽微なものがほとんどです。
アナフィラキシーショックを起こす可能性はありますが、スギ花粉症の治療でアナフィラキシーを起こすことはごく稀です。
※アナフィラキシーを避けるため、治療の開始は花粉シーズンが終わった後からになります。つまり今は始められません!
私もこの治療方法を6年ほど前に開始し3年継続した後、ほぼ症状が出なくなったのでやめました。
やめてから3年経ちましたが、今もほぼスギ花粉症の症状は出ません。
ピーク時に鼻がムズムズっとするくらいです。
花粉症だった私が後悔していること
小さい頃から混んでいる耳鼻科に中々行きたいと思えず、鼻水や目の痒みが辛いのに薬を飲まずに大人になりました。
ずっと目をゴシゴシ掻いていたからか、20前半から目の下にシワが…!
当時は肌に摩擦を加えてはいけないなんて概念がなかったのと、まさか二十歳そこそこでシワができるだなんて思ってもみなかったので、すごく落ち込みました。
シワって一度できると、そっとやちょっとじゃなくならないんです。
ぜひこの記事を読んでいただいている方には、しっかり花粉対策をして、目や鼻を擦らずに、シワができる前からしっかりシワ対策をしてください。
シワ対策にいつも私が愛用しているリンクルショットです。
リンクルショットはちょっとお高いという方にはプチプラでデパコス並みの効果!と話題のリンクルアイクリームがオススメです!
顔にはリンクルショット、首にはなめらか本舗のリンクルクリームを使っています♪
両方すぐに効果が出るものではないので継続して使い続けることが大切です。
皆様スギ花粉シーズンはとっても辛くて大変かと思いますが、ご自身のスタイルに合わせて対策や治療をしてください。
お大事に。
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