実は10年以上タバコを吸ってました…
悪いことばかりでもなかったけれども、歯や肌そして自分の将来の為にキッパリ辞めました!大袈裟ではなく、茨の道でした(笑)
何度も何度も禁煙に挑み、ようやく自分にあった禁煙法を見つけることができました。
禁煙はダイエットや勉強と同じでありとあらゆる方法を試して自分の生活スタイルに合った止め方を探す必要があります。
なのでこのやり方はダメ!このやり方がイイ!なんてことはないと私は考えています。
今回は私が禁煙できるまでの経験談について記載していきます。
女性の禁煙は大変!?
女性って、男性と比較してタバコがやめにくいんです。知ってましたか?
女性はニコチンに対する依存度が高く、抑うつになる確率も高くなっています。
女性は男性と比較し、幸せホルモンと呼ばれるセロトニンの分泌量が少ないため、甘いものを摂って幸せを補う傾向にあります。
甘いものがないと生きていけない!というような糖質依存も女性の方が多いですよね。
甘いものや喫煙は手っ取り早くストレスを発散できる方法なのです。
また、男性と比較して喫煙以外のストレス発散方法が乏しいことも要因の一部としてあります。
私の祖母と母も喫煙しており、元を辿ると祖父と父のモラハラが原因でした。自分の体を痛めつけながら、ストレスを発散しなければいけないなんてなんて悲しいのでしょう。でもこのような女性は少なくないと思います。
男性の喫煙理由に「タバコを吸うのがカッコいいから」というものがありますが、ファッションとして喫煙する女性は少ないのです。
つまり、女性の禁煙には自分の努力だけでなく、環境改善や家族の理解などのサポートが必要になります。
禁煙しようと思ったきっかけ
感情がたかぶった時にタバコを吸うとスッキリする。タバコが私にとって精神安定できるお守りだったんです。
でもライターや残りのタバコの数、臭い、値上がり、喫煙場所について一日中考えなければいけないのがめんどくさい!
タバコに振り回されることが嫌になりました。
こういう人結構いるのでは?
禁煙を始めるタイミング
禁煙は精神的に負担がかかります。
思い立ったが吉日ではなく、私は禁煙するための事前準備とタイミングが重要だと思っています。
ダイエットも周りに「太ったね」と言われたその日からいきなり始めることってできないですよね。
がむしゃらダイエットが失敗しやすいようにいきなり禁煙も失敗しやすいのです。
また、何度も失敗を繰り返してしまうと自信の喪失にも繋がります。
完全禁煙というゴールを目指して、どのようなスケジュールでそこにたどり着くのか決めていく必要があります。
そのタイミングはダイエット、資格試験、期末などストレスが重なる時期は避けましょう。
2つ以上のストレスや我慢は精神的にもちません。
特に禁煙中は太りやすいです。もう太るのは仕方がない。それより禁煙優先だ!と思えるタイミングにしましょう。
できれば旅行や引っ越し、帰省などのタイミングで止めるとストレスがかかりにくいかもしれません。
喫煙って本当に吸いたくて吸ってるというよりも習慣で吸っているんです。
違う環境に身を置くとその習慣を取っ払うことができるので禁煙しやすいです。
ニコチンガム
お手軽な禁煙グッツですよね。ニコチンパッチもあります。
初めての禁煙グッツがニコチンガムという方は多いのでは?
喫煙によって本来自分で産生できるはずのニコチンが産生されにくくなります。
それを補ってくれるのがニコチンガムやパッチです。
ガムなら口寂しさも紛らわせます。
何もなしで禁煙するのに比べて成功率が1.4倍上がります。
※ニコチンガムはセルフメディケーション税の対象です
チャンピックス
現在はブリンクマン指数(1日喫煙本数×喫煙年数)が200を超えなくても一定条件を満たせば保険適応でチャンピックスが服用できます。詳しくは厚労省HPか禁煙外来をしているクリニックのHPを見てみてください。
チャンピックスの作用
チャンピックスの成分であるバレニクリンはニコチン性アセチルコリン受容体に対する部分作動薬です。
①α4β2ニコチン受容体に結合して②少量のドパミンを放出し、禁煙時のイライラを抑制します。
また、禁煙により体内に吸収されたニコチンが受容体と結合するのを阻止し、喫煙による満足感を抑える働きもあります。
チャンピックスの効果は高く、今まで様々な方法を試して失敗したけれどチャンピックスで止めることができたと言う患者さんもいらっしゃいます。
しかし、私は「悪夢を見る」「眠れなくなる」「イライラしやすく怒りっぽくなる」といった副作用が見られたため、中止することにしました。
紙たばこ→電子タバコ→禁煙具
この方法、結論から言うと失敗しました(笑)
電子タバコの種類によっては水蒸気型の禁煙具とそんなに違いがないんです。
なので、電子タバコで慣らしたら、禁煙具に移行できるのでは?という方法です。
実際プルームテックで成功している知人がいたので試したのですが、煙を吸うことが好きな私は電子タバコが無理でした。何本吸っても吸った心地がしないので逆に体に悪いと思って止めました。
アレン・カーの「禁煙セラピー」
禁煙といえばアレン・カー。彼は世界で有名な、禁煙活動家です。
元々、一日100本タバコを吸う愛煙家だったのですが、禁煙に成功しそのメソッドを「禁煙セラピー」と言う著書で語っています。
愛煙家だった彼だからこそ、読者に厳しく現実を突きつけた禁煙方法を方法を説いていれています。
かなりショッキングな内容も記載されていますが、これ一冊で禁煙に成功するのは人によって厳しいと思います。
禁煙は様々な禁煙方法の掛け算で成功するのだと私は考えています。
自己催眠
馬鹿みたいですが、これが一番効きました。
タバコの葉っぱはとうに滅びたと思い込む方法(笑)
離脱症状が強い初期は、タバコが売られているお店や喫煙所には近づかなかったです。
ドラマや映画もタバコが出てくるものは一切見ない!
もうこの世にないから買いに行けない。仕方がないなぁ。
悪いパートナーや職場環境とは縁を切る
タバコがなんで止められないって、元を辿るとストレスです。
タバコに逃げなくてはいけないほど追い詰める職場やパートナーとは縁を切るべきだと思います。
今や、3組に1組が離婚をし、転職なんて当たり前の時代。周りの目を気にするよりもあなたの幸せのための選択をすべきだと思います。
私はこれを整理することによってストレスから解放されました。
まとめ
私自信、いきなりパタっと辞められたわけではないです。
やっと禁煙できてみて過去を振り返ると今の環境が人生の中でとても穏やかだから止められたのではないかと思います。
冒頭にも言いましたが、禁煙は環境とタイミングが大事。
今までトライしてきたけど、失敗された方はもしかするとご自身の忍耐力が低かったのではなく、タイミングが悪かっただけかもしれません。
一度失敗したからもうダメなんてことはないと思います。
私のブログが誰かの禁煙のきっかけになると嬉しいです。
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