2022年1月30日(日)千葉県の浦安ブライトンホテル東京ベイにてプレゼンターをすることになりました!
講演会の題は「ホリエモンin浦安〜僕達が聞きたかった生理の話〜「女性活躍社会」への変革を提言 堀江貴文千葉講演会」です。
かおり
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生理とピルについて登壇する経緯
大学で薬について学んだ私ですが、実際ピルについて学んだことは女性ホルモンの役割や薬の薬効についてがメインでした。
大学にもよるかもしれませんが、ピルを飲むメリットや、ピルに対する偏見に対抗するような知識について私の薬科大学では習いませんでした。
なので、資格取得後もピルは一部の人が飲むものだと思っていました。
自分の生理はそんなに重くないし、しっかり28日周期で来るため、ピルを飲まなければいけないと思うことはありませんでした。
しかし、20代半ばで生理痛がトリガーになった迷走神経反射を起こしました。
なぜか生理中に失神したり、血圧が下がって脂汗が出て動けなくなることが続き、おかしいなと思って29歳で人生始めて婦人科に行きました。
10代まではほとんど痛くなかった生理痛も歳をとるごとに増していき、婦人科に行った時にはロキソニンを1日5錠(容量オーバーなのですが、分かっていても痛くて飲まずにはいられませんでした)3、4日目まで飲まないと痛くて眠れないという状況でした。
そんな状態でも、保険で低用量ピルを出してもらえるのか不安に思いながら行きました。
診断では子宮内膜症になりかけ。妊娠を希望するまでは低用量ピルで対応するのが一番だと言われ人生初のピルを服用することに。
思い返してみると、私には子宮内膜症の家族歴があり、叔母は低用量ピルの承認が遅れたことにより子宮を全摘しています。
先生からは痛み止めかなり飲んでるね。1、2日までならまだしも3、4日目まで飲んでいるのはかなり酷いと言われました。
ピルを処方されたことをきっかけに、医療従事者向けの婦人科講演会に行き、医学書やウェビナーを用いてピルについて勉強をしてきました。
勉強をすればするほど、私自身がもっと早くピルを飲むべきだったことや、ピルの偏見の歴史を知ることができ、全ての女性が適応になる訳ではないけれど男女関係なくピルについてもっと知ってもらいたいと思ったことから、ピルの正しい知識に関する周知活動を始めました。
男性向けの生理イベントを開催
初めは、SNSを用いた小さな周知活動のみでしたが、ひょんなことから「生理の貧困」問題に取り組む金山歩さんとのコラボイベントを実施することになりました。
参加者はほぼ男性。女性の身体についての知識差が分からなかったので、基本的な生理の仕組みからピルの効果、日本と世界のピル普及率、ピルの歴史について紹介しました。
私自身驚いたのはピル=避妊薬(それ以外に用途があるの?)といった認識をほぼ100%の男性が持っていたということです!
例え男性であってもパートナーが生理不順や月経困難症でピルを服用していればピルは避妊以外にも使うことがあると認識するはずなのですが、パートナーがピルを服用していなかったため知らなかったとのことでした。
これはパートナーが男性にピルを服用していることを話さなかったという場合もありますが、それだけ日本はピル服用率が低い(月経がある女性の約7%が服用)のか、飲んでいるとコンドームで避妊してくれなくなると思って言えなかったのか。まだまだ日本人のピルへのネガティブイメージが強く残っているのだと実感しました。
知ることで変わる男性の意識
男性は女性の身体に対して興味がないのかと思っていたのですが、今回のイベントに参加された男性陣はとても熱心に聞いてくださり、質問も多数いただきました。
また、低用量ピルの承認が中々降りなかった原因について紹介すると、自分ごとのように考えてくださる方もいらっしゃいました。
まだまだ性教育や、女性疾患についてタブー視されがちな日本ですが、それは日本人が性の問題に対して無関心なのではなく、学べる場所がないことが原因なのではないかと思いました。
生理は女性だけが一人で抱え込んで悩む悩みではなく、男女がより良く生きていくために一緒になって考えていくべき問題だと思っています。
まだまだ世間に与える影響は少ないですが、学べる場を増やして発信し続けることで生理やピルをもっとオープンな話題にしていきたいです。
講演会の題は「ホリエモンin浦安〜僕達が聞きたかった生理の話〜「女性活躍社会」への変革を提言 堀江貴文千葉講演会」です。
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男性はもちろん、カップルや学校の先生、生理について悩みがある方に参加していただきたい内容になっています。
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